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 (参考2)妥当性(合理性)テストに関するQ&A
Q:妥当性(合理性)テストでは、どのようなことをするのか。
A:受信されたメッセ−ジについては、通常、認証(Authentication)及びセキュリティ手続きがとられことになります。これは、当事者にとっては、システム運用の一部であり、多種類のセキュリティ手続きが必要になる場合もあります。
なお、受信者は、メッセ−ジを検査(例えば、両当事者が事前に設定しておいた取引関係のパラメ−タに合致しているかどうかを調べる)して、それが合理的なものであるかどうかを決定することになります。
(8)第三者のレビュ−に対する規定
 EDI当事者は、システムの信頼性、安全性、効率性を高めるために、システムの運用・管理に関し、種々の事項について合意・協定を行うことになるが、それらの事項が予め合意・協定されたとおりに遵守されているかどうかについては、その定期的なレビュ−が必要になる。
 これらのレビュ−は、「システム監査」の手法により行われることになるが、第三者である外部の「システム監査企業」に委託して、実施することも可能である。
 (参考)諸外国の協定書に規定
 カナダの協定書
 5.07 第三者の再検討(Third Party Review)
 本協定が有効である各歴年に少なくとも一度、各当事者は、適格で独立した第三者が制御手続の見直しを行うよう手配し、相手方当事者に当該再検討者の報告書を提示するものとする。・・・・・
3.EDIシステムが使用可能であることを明白に提示する方法
 本条に係る「技術的附属書チェックリスト」では、『・・・。両当事者は、「メッセ−ジ」を送受信するためのEDIシステムが使用可能であることを明確に提示する方法 ( A method for clearly indicating the availability of their EDI systems for

 

 

 

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